2016年04月13日
私たち新入社員14名は3月28日から30日にかけて岩手県大船渡市でワカメ漁のお手伝いをさせていただきました。
初日の朝、千葉さんのお宅に集合のところ遅刻をしてしまいました。漁師さんの朝は早く、1分1秒が仕事の成果につながることを知り,自分の社会人としての甘さを痛感しました。
日中は5つの班に分かれ、各家庭の漁を手伝いさせていただきました。わかめの水揚げや塩もみなど漁師さんが実際に作業している中に参加させていただきましたが、初日は作業に手間取り、動作も鈍かったためお手伝いをさせていただいているのに逆に足手まといになってしまいました。
3日間の中で時間を大事にすること、商品を扱っていることに自覚をもち、自分たちに与えられた作業に対し積極的に行動することで最終日には漁師さんにお褒めの言葉をいただくことができました。時には漁師さんに叱られもしましたが、自分たちに立派な社会人になって欲しいという願いを知り、胸が熱くなりました。
また、移動中では錆びた標識や壊れたガードレールなど震災の傷跡が5年経った今でもあり、作業の合間や講演会では震災当時の話や今に至るまでの過程を聞き、東日本大震災の凄まじさや人々の生き抜く力の強さを実感しました。
この3日間で時間を大切にするということや仕事をする上で頭を使うこと、辛いときに前を向いてまず何をするか明確にすることが大切だと学び、この経験を今後の糧にしたいと思います。