2018年04月05日
私達新入社員12名は3月25日から31日まで入社前岩手県大船渡異業種研修として、岩手県大船渡市へフェリーで一日かけて移動し、漁師さんの指導の下、わかめ漁の作業の一部をお手伝いをさせていただきました。
27日の朝から4つの班に分かれて各漁師さん達の漁港又は作業場へ向かい、わかめのボイル作業、めかぶの葉の切り落としやわかめの塩漬け、かごの運搬、芯抜き作業、出荷準備などのさまざまな作業工程をさせて頂きました。
初めての作業や仕事場の雰囲気に不安を感じておのおの作業していましたが、漁師さんたちの優しさや温かさに触れ、すぐに打ち解け積極的に作業に取り組んでいました。
そんな中、私達を五日間案内役をして頂いた佐藤さんからの「何を学びにきたのか」という言葉を深く受け止め、研修最後まで各々自分なりの答えを模索しました。
各お宅で作業工程に違いがあり、わかめの塩漬け作業ではほかの班が特に汚すことなく帰ってくる中、ある家庭ではカッパを塩だらけにして帰ってくる班もありました。
28日には佐藤さんの提案で陸前高田市に行き、東北大震災当時の貴重なお話を現地で聞くと共に、復興状況の確認もしました。
ですが、まだ瓦礫をどかし、整備されただけの平らな道だけが続くのを目の当たりにし、私達は未だに残る震災の傷跡に言葉を失いました。
29日の夜には廣洋館にてお世話になった漁師さんたちとの宴会が行われました。
各お宅の漁師さんの紹介では私達一人ひとりに対しての厚い激励の言葉をかけて頂きました。
最後のお別れの場面では漁師さん、班員共々涙するお宅もあり、感動的でした。
三日間という短い間ではありましたが私達研修生を受け入れてくださった千葉船頭はじめ漁師の皆様、現地で案内してくださった佐藤さん、愛知ネットの天野代表、本当に有難う御座いました。
今回の研修で学んだことを胸に、これから社会人として日々の苦難を乗り越え邁進していきたいと思います。
2018年度新入社員一同